一軒家のひとり住まい
一軒家というのは寒い。特に1階。
ウチは、典型的な下町の住宅密集地の路地裏に建っていて、向かいの家がすぐ目の前に迫っているので、日照が遮られるのだ。
向かいの影響を受けない2階は、日当たりよく、冬でもポカポカ、ストーブ要らずなのだが、1階はもうかなり前から、ストーブなしでは過ごせない。
1階の日当たりをさらに悪くしているのが、ボウボウに生え放題の庭木。父が何の考えもなしに、行き当たりばったりに木を植えていった結果、日差しが遮られてしまったのだ。剪定のやり方を知らんのか、枝ぶりも極端に悪い。そんなわけで、奥の和室は昼なお暗い。
それでも、父が書斎に使っていた(そんな立派なものではないが)三畳ほどの部屋だけは、午前中かろうじて、日が当たる。父はいつもここで新聞を読んでいた。
姉たちや私が帰省しても、それは変わらず、誰よりも早く、新聞を取りに行き、私が小学校のとき使っていた勉強机(ほんとにお古を使っていた!)の上で新聞を広げて、読んでいた。
今は新聞を取りに行くのは、私(って、私しかいないが)。まっ先に祭壇に新聞を供える。ここのところ、それが日課になりつつある。そういえば、病院にもいつも新聞を届けに行ってたっけ。学はなかったが、新聞を読むのは好きだったな。ちょっと、しみじみ……。
あ、こんなことを書くつもりじゃなかった。一戸建ては、維持管理が大変、といいたかったのだ。ガス、電気、水道の検針の立会い、家の中の掃除はもちろん、外も。
庭は暑いときは草むしり、今は落ち葉かき。ご近所に迷惑なので、庭だけでなく、家の前も掃かねばならない。掃いても掃いても、すぐ積もる。
加えて、大の苦手な近所づきあい。口うるさいオバさんがいるのだ。そんなオバに捕まろうものなら、大変。現在の状況を、根掘り葉掘り聞かれる。だから、ゴミ出しもなるべく誰もいない時間帯を見計らって、出しにいく。アホっちゃ、アホらしい行動。
いつまで続くのか、一軒家のひとり住まい。まだ、先が見えない。
ウチは、典型的な下町の住宅密集地の路地裏に建っていて、向かいの家がすぐ目の前に迫っているので、日照が遮られるのだ。
向かいの影響を受けない2階は、日当たりよく、冬でもポカポカ、ストーブ要らずなのだが、1階はもうかなり前から、ストーブなしでは過ごせない。
1階の日当たりをさらに悪くしているのが、ボウボウに生え放題の庭木。父が何の考えもなしに、行き当たりばったりに木を植えていった結果、日差しが遮られてしまったのだ。剪定のやり方を知らんのか、枝ぶりも極端に悪い。そんなわけで、奥の和室は昼なお暗い。
それでも、父が書斎に使っていた(そんな立派なものではないが)三畳ほどの部屋だけは、午前中かろうじて、日が当たる。父はいつもここで新聞を読んでいた。
姉たちや私が帰省しても、それは変わらず、誰よりも早く、新聞を取りに行き、私が小学校のとき使っていた勉強机(ほんとにお古を使っていた!)の上で新聞を広げて、読んでいた。
今は新聞を取りに行くのは、私(って、私しかいないが)。まっ先に祭壇に新聞を供える。ここのところ、それが日課になりつつある。そういえば、病院にもいつも新聞を届けに行ってたっけ。学はなかったが、新聞を読むのは好きだったな。ちょっと、しみじみ……。
あ、こんなことを書くつもりじゃなかった。一戸建ては、維持管理が大変、といいたかったのだ。ガス、電気、水道の検針の立会い、家の中の掃除はもちろん、外も。
庭は暑いときは草むしり、今は落ち葉かき。ご近所に迷惑なので、庭だけでなく、家の前も掃かねばならない。掃いても掃いても、すぐ積もる。
加えて、大の苦手な近所づきあい。口うるさいオバさんがいるのだ。そんなオバに捕まろうものなら、大変。現在の状況を、根掘り葉掘り聞かれる。だから、ゴミ出しもなるべく誰もいない時間帯を見計らって、出しにいく。アホっちゃ、アホらしい行動。
いつまで続くのか、一軒家のひとり住まい。まだ、先が見えない。
by Suzie(すぅじぃ)
by cafesuzie
| 2004-11-18 20:46
| 生活雑事
*