ほのぼの江戸情緒散策
今日もピーカン。風もなく、暖かだ。ご朱印仲間のゆうきさんに誘われ、門前仲町へ出かけた。富岡八幡宮や深川不動などを回るのだ。
深川不動は市が立っていて、かなりにぎわっていた。参道に揚げ饅頭で知られる宮月堂を発見。お参りもしない前に、さっそくご購入。
深川不動は富岡八幡宮に比べて、知名度は今ひとつな気がするが、成田山新勝寺の東京別院なんだそうな。にぎやかで庶民的なお不動さんだった。
ゆうきさんは、大き目のご朱印帖に堂々としたご朱印をいただいていた。私はご朱印帖を忘れたので、写しをもらう。しかし、写しはその場で日付を入れただけのようで、文字も小さく、貧相だった。料金は同じなので、ちょっと損した気分。
富岡八幡宮にも行ったが、私は喪中の身。神社には、お参りはしてはいけないらしい。遠めに参拝客を眺めただけにした。
そろそろお腹が空いてきた。深川へ来たら、深川めしを食べて帰らねばならないだろう。深川めしとは、いわばアサリの味噌汁ぶっかけご飯なので、「すんごいおいしい!」というほどのものではないが、そういえば、まだ深川では食べたことがない。
参道にある「深川宿」という老舗に入るが、「これから団体客の予約が入っているので、30分以上お待ちいただくと思います」といわれ、清澄白河にある本店に向かう。健脚自慢?の私たちは、待つより歩く方を選択する。だって、15分程度だもの。
店には4~5人のウエイティング客がいたが、ほどなく中に入れた。
深川めしとアサリの炊き込みご飯がセットになった定食2000円。強気の値段だ。ミニ懐石でもあるまいし、庶民の味なのに高いよ、と思ったけど、「初めての方は、セットがおススメ」と女将らしきオバさんに乗せられ、従順な観光客はそれを注文する。ちっ、両方食べたい女心をくすぐりおって。
ここ、かなりの商売上手。料理を待っている間に、「お土産の試食」と称して、アサリの佃煮やつまみ向きのおかきや豆の小皿を回してくる。もちろんほとんどの人は買わないが、たまに女将の策略に引っかかるカモ客もいる。
しかし、料理はなかなかおいしく、デザートもついていて、お腹いっぱいになった。まあ、満足したから許す。
食後は、店の目の前にある深川江戸資料館へ。実物大の江戸の町が再現されている資料館だ。来たのは2度目だが、家の中に上がりこんで、見学できるのが楽しい。
狭い庶民の家。今でいうワンルームだ(ただし、バス・トイレなし)。テレビやパソコン、冷蔵庫など、モノがない分、すっきり暮らせそう。
ベッドは折りたたみ式(つまりフトン)、食事はまんまスローフードの粗食、風呂はたぶん行水(銭湯はあったのか?)、情報収集は井戸端会議の口コミ。究極のシンプルライフだ。ちょっと憧れるかも。でも、暗くて寒いのは嫌だな。
出てきても、まだお日様はたっぷり。門前仲町まで戻って、お茶して帰った。ほのぼのした江戸情緒散策だった。
こうして、ゆっくりリハビリ。明日は仕事だ!
深川不動は市が立っていて、かなりにぎわっていた。参道に揚げ饅頭で知られる宮月堂を発見。お参りもしない前に、さっそくご購入。
深川不動は富岡八幡宮に比べて、知名度は今ひとつな気がするが、成田山新勝寺の東京別院なんだそうな。にぎやかで庶民的なお不動さんだった。
ゆうきさんは、大き目のご朱印帖に堂々としたご朱印をいただいていた。私はご朱印帖を忘れたので、写しをもらう。しかし、写しはその場で日付を入れただけのようで、文字も小さく、貧相だった。料金は同じなので、ちょっと損した気分。
富岡八幡宮にも行ったが、私は喪中の身。神社には、お参りはしてはいけないらしい。遠めに参拝客を眺めただけにした。
そろそろお腹が空いてきた。深川へ来たら、深川めしを食べて帰らねばならないだろう。深川めしとは、いわばアサリの味噌汁ぶっかけご飯なので、「すんごいおいしい!」というほどのものではないが、そういえば、まだ深川では食べたことがない。
参道にある「深川宿」という老舗に入るが、「これから団体客の予約が入っているので、30分以上お待ちいただくと思います」といわれ、清澄白河にある本店に向かう。健脚自慢?の私たちは、待つより歩く方を選択する。だって、15分程度だもの。
店には4~5人のウエイティング客がいたが、ほどなく中に入れた。
深川めしとアサリの炊き込みご飯がセットになった定食2000円。強気の値段だ。ミニ懐石でもあるまいし、庶民の味なのに高いよ、と思ったけど、「初めての方は、セットがおススメ」と女将らしきオバさんに乗せられ、従順な観光客はそれを注文する。ちっ、両方食べたい女心をくすぐりおって。
ここ、かなりの商売上手。料理を待っている間に、「お土産の試食」と称して、アサリの佃煮やつまみ向きのおかきや豆の小皿を回してくる。もちろんほとんどの人は買わないが、たまに女将の策略に引っかかるカモ客もいる。
しかし、料理はなかなかおいしく、デザートもついていて、お腹いっぱいになった。まあ、満足したから許す。
食後は、店の目の前にある深川江戸資料館へ。実物大の江戸の町が再現されている資料館だ。来たのは2度目だが、家の中に上がりこんで、見学できるのが楽しい。
狭い庶民の家。今でいうワンルームだ(ただし、バス・トイレなし)。テレビやパソコン、冷蔵庫など、モノがない分、すっきり暮らせそう。
ベッドは折りたたみ式(つまりフトン)、食事はまんまスローフードの粗食、風呂はたぶん行水(銭湯はあったのか?)、情報収集は井戸端会議の口コミ。究極のシンプルライフだ。ちょっと憧れるかも。でも、暗くて寒いのは嫌だな。
出てきても、まだお日様はたっぷり。門前仲町まで戻って、お茶して帰った。ほのぼのした江戸情緒散策だった。
こうして、ゆっくりリハビリ。明日は仕事だ!
by Suzie(すぅじぃ)
by cafesuzie
| 2004-11-28 22:05
| 散歩
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