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2005年 11月 25日 ( 1 )
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by Suzie(すぅじぃ) *
2005年 11月 25日 *
ガイドブックのこんなフレーズにご用心!? | Excite エキサイト : ニュース

エキサイトニュースで、これを見かけて、絶対無視しようと思った。これに反応したら、ライターのネタバレではないか。無視無視ぜ~ったい無視……のはずが、どうしてもスルーできず、結局反応してしまった。

>実際に取材に行かずに書かれているものは案外多い。

そうですよ。時には取材なしで、写真とパンフで書くこともありますよ。

>また、料理に関しても取材せずに書く、
>あるいは、取材しても写真撮影だけで、食べないうちに店側から下げられてしまう……

気取った店で、味をつけない撮影用料理を出されることもあります。そんなもん、食べようたって食べられない。

内容のない店だってゴマンとある。行ってみて、びっくりのひでー店に当たることも間々ある。でも、取材したからには(例え行かなくても)、ボロクソに書くことなんてできるわけない。広告でなくたって、多少のヨイショは必要だ。

それが取材させてもらった店に対する仁義、礼儀というもの。

>みんな木や光が大好きで、「雰囲気、命」です。

そうよ、雰囲気命よ。書くことなきゃそうするしかない。

>反対に「肩肘はらずに楽しめる」「カジュアルな雰囲気で」というのも、
>要は「ボロイ」「ショボイ」イメージをオブラートに包んでいるだけかもしれないので、要注意。

確かに「しょぼい」「ぼろい」をいい換えていることはあるが、見たまんまを書ける訳じゃない。そのまま書いていたら、ライターとして失格、能力を疑われる。これはこれで、ウソではないんだから、「要注意」といわれてもなあ。

>「スタッフのあたたかいもてなし」も、具体的な表現がない限り、文字数を埋めているだけの可能性大です。

これはほぼその通り。宿泊施設の場合、「家庭的なもてなし」「旬の食材を使った料理」「四季折々に楽しめる」とかも、同様の可能性大。

おそらく、ライターがパンフを見て(取材に行かずに)、「う~む、特徴がない…」と悩んだ末に、やむなく書いたフレーズと思われる。常套句ってヤツですな。

でも、気の効いたライターなら、常套句は使わないし、しっかりした編集者がいれば、具体性の欠ける原稿はボツになる。

「一見の価値あり」とか「必見」というのは、通常は禁句だから、これがバンバン出てくるようなガイドブックは、信用度に疑問符をつけられても文句はいえない。もしくは取材者や編集者の質が、よろしくないと思ってもいいだろう。

そういうのって、予算がなくて取材時間30分で、1日何軒もハシゴするゲリラ取材で、やっつけ仕事でつくったものだったりする(ここまでバラしていいのか(汗))。低ギャラに泣くライター残酷物語もある。

写真だってそう。すごくきれいな店と思って、釣られていくと、時に「大したことない」「意外に狭い」と思うことがある。空間はレンズを通すと、実際以上に広々して、写ることが多いからだ。

でも、それがいけないこととは思えない。まずそうに、ボロそうに撮るカメラマンなんていないもの。うまそうに、カッコよさげに撮るのが、仕事なんだから。プロなのだから、これは許されるよね。

>そこに実際に食べてみた記者の「主観」があるかどうかを見分けたいところだ。

主観も入れりゃあいいって、もんではない。主観はあくまでライター個人の感想であって、別の人が食べたり、見に行ったりすれば、また違う感想を持つはず。ゆえに、そういう記事が優れているのかといえば、一概にそうもいえない。

多少ガイドブックに関わったことのある人間の責任として、ガイドを頼りにする方に、ご助言申し上げると、文章の行間を読みとく目と、記者のいいたいことをかぎ分ける鼻を磨いてほしい。

今時ガイドブックをまるきり鵜呑みにする人は、いないかもしれないが、複数のガイドに当たるとか、ネットで実際にいった人の話を読むなどして、カンを働かせるといいと思う。それに口コミ(←これに勝るものはないかも)。すごい無責任だな、ごめんなすって。

ああ、だけど、これって自分で自分の首を絞めるようなこと書いたかも。だから、反応したくなかったんだけど……。
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by Suzie(すぅじぃ) by cafesuzie | 2005-11-25 21:34 | 雑感 *
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