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(すぅじぃず・にゅうす)
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友人見舞いで、巨塔見学
2005年 02月 26日 *
友人が白い巨塔に入院している。信濃町にある某有名大学病院である。

友人は心臓疾患で、今週初めに手術を受けた。手術そのものは難しいものではない。とはいっても、やっぱり心臓の手術、リスクはつき物だ。何せ、心臓を止めて、一旦人工心肺装置につなぐのだから。

どうしたかな、と心配していたら、昨日「もう歩いています」メールをもらってびっくり。まだ、術後4日目なのに。おまけに来週月曜日にはもう退院だそうな。

元気なのはいいことだが、容態が落ち着いた来週半ばに、お見舞いに行こうと思っていたのに、行く機会を失ってしまう。なので、急遽今日病院にかけつけた。

彼女は多少声の張りはないが、思ったよりずっと元気だった。ベッドから降りて、談話室まで歩いていき、話をした。

当然、話題は手術のことに。
成功率99%。それでも術前、ダンナに万一のことがあったら、誰と誰に連絡をして、お金はこれこれこうなっている、ようなことを話したそうだ。

やっぱり、手術って相当の覚悟がいるのだな、と思った。

話は全身麻酔に及ぶ。
「尿管は後で入れますからね」とドクターにいわれ、「はい」と返事したが最後、記憶がないとのこと。

完全に目が覚めたのは、12時間後。手術はとっくに終わり、ICUに移されていたそうな。一瞬で眠りに陥る効き目に「すっごいねー」と感心しあった。

そんなわけで、本人は手術の記憶もなく、術後の痛みもなく、周囲に「よくがんばったね」といわれても、「ピンと来ない」そうだ。そんなもんか。

巨塔の実態も興味津々。教授の総回診は、「呼吸器外科はあるけど、心臓外科はない」とのこと。医局によって違うらしい。ふむふむ。

食事はどうなんだろ? 彼女は「まずい」といっていた。しかし、上階のレストランはパレスホテル系だし、地下の売店には、木村屋が入っている。おいしいものが食べたきゃ、自分でお金払って食べなさいということか。

でも、とにかく無事、手術がすんでよかった。これからゆっくりリハビリしてください。顔を見て安心しました。

病室を後にして、病院の正面玄関を出た。真正面を見ると、目に飛び込んできた看板。

「○都典礼」

へっ、これってあんまりじゃない(有名な葬儀社です)。

病院で不幸にもお亡くなりになった患者さんは、こちらへ直行かい?! 後は任せた、連係プレーもバッチリってか。いや~、ジョークきつ過ぎ。

偶然の一致だったら、怖い。
by Suzie(すぅじぃ) by cafesuzie | 2005-02-26 21:33 | 健康・医療 *
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